- 86/BRZは車高調で“走り”も“見た目”も激変する
- 結論|用途別のおすすめ車高調
- HKS・BLITZ・TEINの比較表
- 車高調の選び方|最低限ここだけ押さえればOK
- HKS(HIPERMAX)|乗り味が最も上質な万能モデル
- BLITZ(ZZ-R)|コスパ最強&実際に使って満足の車高調
- TEIN(FLEX Z / FLEX A)|街乗り快適でコスパも良い
- BLITZ 車高調使用レビュー
- 車高調を入れるなら「アライメント調整」は必須!やらないとどうなる?
- なぜ車高調交換でアライメントがズレるのか?
- アライメントを取らないと起こるデメリット
- 86/BRZで特に重要なのは「トー角」
- アライメント調整のおすすめタイミング
- アライメント費用の目安(86/BRZ)
- BLITZ車高調ユーザー目線での実感
- 車高調+アライメントで本当の完成
- まとめ|用途に合わせれば車高調選びで失敗しない
86/BRZは車高調で“走り”も“見た目”も激変する
86/BRZは純正でも楽しいクルマですが、車高調を入れると走りの安定性・見た目・コーナリングが大きく進化します。
ただし、車高調はメーカーによって性格がまったく違うため、どれを買うかで満足度が大きく変わります。
この記事では、人気の HKS・BLITZ・TEINの3メーカー を比較しつつ、僕自身が装着している BLITZ(ZZ-R) のリアルな使用レビュー も紹介します。
結論|用途別のおすすめ車高調
- 街乗り+走り+価格のバランス → BLITZ(ZZ-R)
→ 実際に使用中。コスパ最強で満足度が高い。 - 上質な乗り心地+スポーツ性の両立 → HKS(HIPERMAX)
→ 純正より上質な乗り味。高速とワインディングが気持ちいい。 - 街乗り快適・初めての車高調 → TEIN(FLEX Z / A)
→ 柔らかめで普段使いがラク。価格も安い。
HKS・BLITZ・TEINの比較表
| メーカー | 乗り心地 | スポーツ性 | 価格 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| HKS | ◎ | ○〜◎ | 高い | 上質で安定感抜群 | 走りも快適性も妥協したくない |
| BLITZ | ○ | ◎ | 中 | コスパ最強 | 街乗り+峠を両立したい |
| TEIN | ◎ | △ | 安い | 街乗り快適 | 初めての車高調に |
車高調の選び方|最低限ここだけ押さえればOK

減衰力(固さ)の違い
- 固め → ロールが減り操作性UP。しかし街乗りではゴツゴツ
- 柔らかめ → 乗り心地◎。ただしスポーツ走行では物足りる
ピロアッパーの必要性
- 峠・サーキット → ありでもOK
- 街乗りメイン → なしの方が異音が出にくい
車検は大丈夫?
大半のモデルは車検対応。ただし 下げすぎるとNG
→ 指1.5〜2本分のクリアランスが安全ライン。
HKS(HIPERMAX)|乗り味が最も上質な万能モデル
HKSはとにかく「乗り味の上質さ」が抜けています。
街乗り・高速・ワインディングすべてで安定していて、純正の弱点である“上下の揺れ”が大きく改善されるのが特徴。
長所
- 乗り心地の良さが段違い
- スポーツ性も高い
- ハンドリングが自然で扱いやすい
短所
- 値段が高め
- コスパ重視だと候補から外れやすい
→ 走りも快適性も妥協したくない人に最適
BLITZ(ZZ-R)|コスパ最強&実際に使って満足の車高調
僕自身が装着しているのがこのBLITZ ZZ-R。
選んだ理由
- 10万円台前半で買える圧倒的コスパ
- 走りがしっかりしている
- でも街乗りも十分いける
- 32段階減衰で調整幅が広い
実際に使った感想
- 想像より乗り心地は良い(固いけど不快ではない)
- 峠でロールが減り、コーナーがかなり安定
- 高速の直進安定性が上がり、疲れにくくなった
- 減衰を柔らかくすれば家族も普通に乗れる
- 見た目の車高バランスもちょうど良い
気になる点
- 荒れた路面だと多少突き上げあり
- 乗り心地最優先の人にはやや硬め
→ 価格・走り・扱いやすさのバランスがトップクラス
TEIN(FLEX Z / FLEX A)|街乗り快適でコスパも良い
柔らかめで普段使いがしやすく、はじめての車高調に最適。
長所
- 街乗りでの乗り心地が圧倒的に快適
- 段差のショックが少ない
- 価格が安く手が出しやすい
- 錆びにくさも強化されている
短所
- 峠や高速では少し物足りない
- スポーツ性は控えめ
→ 通勤・普段乗りがメインの人に最適
BLITZ 車高調使用レビュー

実際にBLITZの車高調を入れて、思うことは「もっと早く入れておけば良かった!」
とにかく走りが変わりました!

新しい車高調は輝いて見える!

後ろ(下から)見るとこんな感じ↑

タイヤを外して横から見るとこんな感じ↑
車高調を入れるなら「アライメント調整」は必須!やらないとどうなる?

車高調を交換すると、ほぼ確実にアライメントはズレます。
これは86/BRZに限らず、サスペンションを触る以上避けられません。
結論から言うと、
車高調交換後にアライメントを取らないのは、性能を捨てて走っているのと同じです。
なぜ車高調交換でアライメントがズレるのか?
車高調を入れると、以下が必ず変化します。
- 車高が下がる(または上がる)
- サスペンションアームの角度が変わる
- タイヤの向き・接地状態が変わる
この結果、
トー角・キャンバー角・キャスター角がズレてしまいます。


アライメントを取らないと起こるデメリット
実際によくあるトラブルがこれ👇
- ハンドルがまっすぐなのに車が流れる
- 直進安定性が悪くなる
- コーナーで違和感が出る
- タイヤの片減りが早くなる
- 「なんか車高調入れたのに気持ちよくない」
せっかくHKS・BLITZ・TEINの性能があっても、全く活かせていない状態になる。
86/BRZで特に重要なのは「トー角」
86/BRZはFRで、
トー角の影響がかなり体感しやすい車。
- トーアウト気味 → ハンドリングは軽快だが不安定
- トーイン気味 → 安定するが曲がりにくい
街乗り・峠・スポーツ走行で
ベストなトー設定は用途で全く違うのがポイント。
アライメント調整のおすすめタイミング
✔ 車高調交換直後(必須)
✔ 車高を大きく変更した後
✔ タイヤ交換時
✔ ハンドリングに違和感を感じた時
特に、
車高を「何cm下げたか確定してから」アライメントを取るのが重要。
アライメント費用の目安(86/BRZ)
- 相場:15,000円〜25,000円前後
- 測定のみはNG(調整込みを選ぶ)
- スポーツ走行に理解のあるショップが理想
👉 車高調に10万〜20万円かけて、
アライメントをケチるのは一番もったいない。
BLITZ車高調ユーザー目線での実感
BLITZ ZZ-Rは減衰調整幅も広く、
アライメントが合っているかどうかで乗り味がかなり変わる。
- 調整前:
- ハンドルの落ち着きが微妙
- 調整後:
- 直進安定性アップ
- コーナーの入りが素直
- 「車が軽く感じる」
車高調+アライメントで本当の完成
- 車高調交換=アライメント必須
- やらないと性能・安全性・タイヤ寿命すべて損
- 86/BRZは特に体感差が大きい
- 車高調の評価はアライメント後にすべき
👉 HKS・BLITZ・TEIN、どれを選んでも
アライメント調整までやって初めて「正解」になる。
まとめ|用途に合わせれば車高調選びで失敗しない
車高調は“高いものが正解”ではなく、用途や走り方によって最適が変わるパーツ。
- コスパ+走り → BLITZ(僕の使用経験上もおすすめ)
- 上質な乗り味 → HKS
- 街乗り快適+価格重視 → TEIN
この記事を参考に、自分に合った車高調を選んでみてください!
